メタスピード エッジ 東京 レビュー|500km・7レース走って分かったスカイとの違い

アシックス メタスピード エッジ 東京2セット購入し、フルマラソン5本を含む今シーズン7レースで(総走行距離500km)使い続けた、正直なレビューをお伝えします。
結論から言うと、これは私がこれまで履いたスーパーシューズの中で最高のマラソン用シューズです。その根拠は感覚だけでなく、数字にも出ています。
- 過去最高のマラソンシューズ:エッジパリのベストを、エッジ東京で走った5本すべてで更新
- エッジ vs スカイ:スカイ 東京はハーフ10kmで脚が売り切れた。フルはエッジ一択
- 耐久性の実態:カーボンのへたりを体感するのは300km前後
- サイズ感:通常サイズで問題なし(私は26cm)
メタスピード エッジ 東京のスペックと重量

メタスピード エッジ 東京 スペック一覧
メタスピード東京シリーズから、ミッドソールにFFLEAPが採用されています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 重量 | 約149g(26.0cm・実測値) |
| スタックハイト | ヒール40mm/フォアフット35mm |
| ドロップ | 5mm |
| ミッドソール | FF LEAP(上層)+ FF TURBO PLUS(下層) |
| カーボンプレート | 前傾スプーン型カーボンファイバープレート |
| アウトソール | ASICSGRIPゴム |
| 価格 | 29,700円(税込) |
サイズ感と履き心地|実測データと選び方のポイント
普段のサイズ選びと同じで大丈夫です。エッジ東京のフィット感はちょうどよく、特に気になる点はありませんでした。ちなみに私のシューズのサイズ感は次のとおりです。
- Asics エボライドスピード 3 26cm(ワイド) ぴったり
- Asics メタスピード エッジ(スカイ) 東京 26cm ぴったり
- Asics Novablast 5 25.5cm(ワイド)短め
- Asics Hyper Speed 4 25.5(ワイド)短め
- Asics S4+yogiri 26cm ぴったり
- Nike Vaporfly 4 26cm 幅狭め
- Nike Dragonfly 2 26cm 幅狭め
ただし踵のホールドには注意が必要です。パリと比べると踵のホールドが弱く、走っていると踵がスッポ抜ける感覚がありました。対策として、下図のようにシューレースを2段ハトメの一番上の穴に通して結ぶようにしています(標準は下の穴)。これだけでスッポ抜け感がかなり改善されました。

重さ・耐久性・寿命の実態|走り込んでわかったこと
目安は300kmです。1足目を300km使用した時点で2足目に切り替えました。理由はカーボンのへたり=反発力の低下を体感したからです。
実際使い込んだ製品と新しい製品でどのくらいの剛性の差が出るのか?テストしてみました。
次のYoutube動画は400km走行品(赤)と100km走行品(緑)のカーボン剛性簡易テストの様子です。メタスピード エッジ東京を立てて、膝立ち腕立て伏せをして、左右の腕に均等に体重をかけてシューズのたわみ具合を確認しました。
体重を両シューズに均等にかけると400km走行品(赤)の方がはあきらかに屈曲している様子がわかります。つまりカーボンが劣化して剛性が低下しているということです。
私の感覚、および上記テストの結果から以下のことが言えます。
- カーボン劣化の体感時期:約300km
- テストの結果:腕立て屈曲テストの結果、カーボンの明らかな剛性低下が認められた
- 推奨交換タイミング:300km前後と思われる
走行感レビュー|サブ3〜2:50ペースで実際に使った感想
エッジ東京のフルマラソン実績(エッジパリとの比較)

今シーズン、このシューズでフルマラソン5本を走りました。新潟、富山、防府、愛媛、東京です。そのすべてでエッジパリのベストを上回りました。下の表は同じレースのゴールタイムの比較です。東京はパリより2〜5分速い結果となりました。
シューズだけが原因とは言い切れませんが、すべてでパリのベストを上回ったのは事実です。
メタスピードエッジ東京で更新したタイム
| 大会 | パリ着用時 2024シーズン | 東京着用時 2025シーズン |
|---|---|---|
| 防府 | 2:56 | 2:51 |
| 愛媛 | 2:54 | 2:49 |
| 東京 | 2:55 | 2:53 |
エッジ東京の走行感

シューズの感触は、「パリは硬い」、「東京は柔らかい」です。ゆっくりめ(5分/km以上)走るとその違いはよくわかり、東京はパリよりも着地時の沈み込みが大きいです。
レースペースの4分/kmになると、東京の沈み込みは気にならなくなり、むしろカーボンプレートの反発を強く感じられるようになります。
設計としては、着地時にカーボンプレートを大きく変形させるために、ミッドソールを潰れやすくして、カーボンプレートからの助力をより得られやすくしているのかなと考えています。
メタスピード エッジとスカイ 東京の違い|どっちを選ぶべきか

私はNYハーフでスカイ東京を履いて走りましたが、10km過ぎで脚が売り切れてしました。同じような「スカイ東京で脚売り切れ」話をランニング仲間からよく聞きます。
スカイは反発力が強く、ポンポン気持ちよく弾んで走れるのですが、その反発の大きさが脚の疲労につながりやすいのかと思っています。私の場合は、フルやハーフではエッジの方が明らかに速く走れます。
私がエッジ東京とスカイ東京を使い分けるとしたら、以下の表のように距離別に使い分けると思います。
エッジ東京 vs スカイ東京 使い分け案
| 距離 | エッジ 東京 | スカイ 東京 |
|---|---|---|
| 〜5000m | ◯ | ◎ |
| 〜10,000m | ◯ | ◯ |
| ハーフ〜フル | ◎ | − |
まとめ|メタスピード エッジ 東京はこんな人に向いている
これまで履いたスーパーシューズの中で最高のマラソン用シューズ。
これが500km・7レースを経た私の結論です。エッジパリのベストをエッジ東京で走ったフル5本すべてで更新し、同じレースでの比較では2〜5分速い。数字がそれを示しています。
- 柔らかいシューズが好きな人
- キロ4分以上で走る人
- スカイ東京が苦手な人

- エッジパリよりもフル2分〜5分短縮の実績
- 実用耐久性は300kmと高い
- スカイ東京より終盤まで脚が残りやすい
- キロ5分以下のペースでは沈みすぎに感じる場面がある
- 踵のホールドがやや弱い(2段ハトメ上穴への変更で改善)
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