MENU
あきら
50代サブエガランナー(PB 2:46:27)
2025年に早期退職し、現在はランニング関連の活動をライフワークにしています。

加齢による伸び悩みから「根性論」を脱却。ゼッケン・ウェアの空気抵抗の低減、ドラフティングを活用した走り方、カフェイン戦略など、微細な改善の積み重ね「マージナル・ゲイン」による進化を信条としています。

当ブログでは、エビデンスに基づく最新のランニング科学を、市民ランナーの視点で噛み砕いて発信。「賢く、科学的に速くなりたい」あなたの挑戦を、理論と実践の両面からサポートします。

メタスピード エッジ 東京 レビュー|500km・7レース走って分かったスカイとの違い

メタスピードエッジ東京レビュー

アシックス メタスピード エッジ 東京2セット購入し、フルマラソン5本を含む今シーズン7レースで(総走行距離500km)使い続けた、正直なレビューをお伝えします。

結論から言うと、これは私がこれまで履いたスーパーシューズの中で最高のマラソン用シューズです。その根拠は感覚だけでなく、数字にも出ています。

この記事の結論
  • 過去最高のマラソンシューズ:エッジパリのベストを、エッジ東京で走った5本すべてで更新
  • エッジ vs スカイ:スカイ 東京はハーフ10kmで脚が売り切れた。フルはエッジ一択
  • 耐久性の実態:カーボンのへたりを体感するのは300km前後
  • サイズ感:通常サイズで問題なし(私は26cm)
目次

メタスピード エッジ 東京のスペックと重量

エッジ東京の重量149g
メタスピードエッジ東京(26cm)の重量149g

メタスピード エッジ 東京 スペック一覧

メタスピード東京シリーズから、ミッドソールにFFLEAPが採用されています。

項目スペック
重量約149g(26.0cm・実測値)
スタックハイトヒール40mm/フォアフット35mm
ドロップ5mm
ミッドソールFF LEAP(上層)+ FF TURBO PLUS(下層)
カーボンプレート前傾スプーン型カーボンファイバープレート
アウトソールASICSGRIPゴム
価格29,700円(税込)

サイズ感と履き心地|実測データと選び方のポイント

普段のサイズ選びと同じで大丈夫です。エッジ東京のフィット感はちょうどよく、特に気になる点はありませんでした。ちなみに私のシューズのサイズ感は次のとおりです。

私のランニングシューズサイズ感
  • Asics エボライドスピード 3 26cm(ワイド) ぴったり
  • Asics メタスピード エッジ(スカイ) 東京 26cm ぴったり
  • Asics Novablast 5 25.5cm(ワイド)短め
  • Asics Hyper Speed 4 25.5(ワイド)短め
  • Asics S4+yogiri 26cm ぴったり
  • Nike Vaporfly 4 26cm 幅狭め
  • Nike Dragonfly 2 26cm 幅狭め

ただし踵のホールドには注意が必要です。パリと比べると踵のホールドが弱く、走っていると踵がスッポ抜ける感覚がありました。対策として、下図のようにシューレースを2段ハトメの一番上の穴に通して結ぶようにしています(標準は下の穴)。これだけでスッポ抜け感がかなり改善されました。

エッジ東京のシューレース位置変更
エッジ東京のシューレース位置変更

重さ・耐久性・寿命の実態|走り込んでわかったこと

目安は300kmです。1足目を300km使用した時点で2足目に切り替えました。理由はカーボンのへたり=反発力の低下を体感したからです。

実際使い込んだ製品と新しい製品でどのくらいの剛性の差が出るのか?テストしてみました。

次のYoutube動画は400km走行品(赤)と100km走行品(緑)のカーボン剛性簡易テストの様子です。メタスピード エッジ東京を立てて、膝立ち腕立て伏せをして、左右の腕に均等に体重をかけてシューズのたわみ具合を確認しました。

体重を両シューズに均等にかけると400km走行品(赤)の方がはあきらかに屈曲している様子がわかります。つまりカーボンが劣化して剛性が低下しているということです。

私の感覚、および上記テストの結果から以下のことが言えます。 

 実使用に基づくメタスピード エッジ 東京の耐久性データ
  • カーボン劣化の体感時期:約300km
  • テストの結果:腕立て屈曲テストの結果、カーボンの明らかな剛性低下が認められた
  • 推奨交換タイミング:300km前後と思われる

走行感レビュー|サブ3〜2:50ペースで実際に使った感想

エッジ東京のフルマラソン実績(エッジパリとの比較)

愛媛マラソン完走タイム2:49::29
エッジ東京で走った愛媛マラソンは久しぶりのサブエガ達成

今シーズン、このシューズでフルマラソン5本を走りました。新潟、富山、防府、愛媛、東京です。そのすべてでエッジパリのベストを上回りました。下の表は同じレースのゴールタイムの比較です。東京はパリより2〜5分速い結果となりました。

シューズだけが原因とは言い切れませんが、すべてでパリのベストを上回ったのは事実です。

メタスピードエッジ東京で更新したタイム

大会パリ着用時
2024シーズン
東京着用時
2025シーズン
防府2:562:51
愛媛2:542:49
東京2:552:53

エッジ東京の走行感

東京マラソンを走る管理人
東京マラソンもエッジ東京で出走

シューズの感触は、「パリは硬い」、「東京は柔らかい」です。ゆっくりめ(5分/km以上)走るとその違いはよくわかり、東京はパリよりも着地時の沈み込みが大きいです。

レースペースの4分/kmになると、東京の沈み込みは気にならなくなり、むしろカーボンプレートの反発を強く感じられるようになります。

設計としては、着地時にカーボンプレートを大きく変形させるために、ミッドソールを潰れやすくして、カーボンプレートからの助力をより得られやすくしているのかなと考えています。

メタスピード エッジとスカイ 東京の違い|どっちを選ぶべきか

エッジ東京とスカイ東京の対比写真、右エッジ、左スカイ
左スカイ東京、右エッジ東京 ミッドソールの継ぎ目でカーボンプレートの位置の違いがわかる。

私はNYハーフでスカイ東京を履いて走りましたが、10km過ぎで脚が売り切れてしました。同じような「スカイ東京で脚売り切れ」話をランニング仲間からよく聞きます。

スカイは反発力が強く、ポンポン気持ちよく弾んで走れるのですが、その反発の大きさが脚の疲労につながりやすいのかと思っています。私の場合は、フルやハーフではエッジの方が明らかに速く走れます。

私がエッジ東京とスカイ東京を使い分けるとしたら、以下の表のように距離別に使い分けると思います。

エッジ東京 vs スカイ東京 使い分け案

距離エッジ 東京スカイ 東京
〜5000m
〜10,000m
ハーフ〜フル

まとめ|メタスピード エッジ 東京はこんな人に向いている

これまで履いたスーパーシューズの中で最高のマラソン用シューズ。

これが500km・7レースを経た私の結論です。エッジパリのベストをエッジ東京で走ったフル5本すべてで更新し、同じレースでの比較では2〜5分速い。数字がそれを示しています。

こんなランナーに向いている
  • 柔らかいシューズが好きな人
  • キロ4分以上で走る人
  • スカイ東京が苦手な人
アシックス メタスピードエッジ東京
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • エッジパリよりもフル2分〜5分短縮の実績
  • 実用耐久性は300kmと高い
  • スカイ東京より終盤まで脚が残りやすい
デメリット
  • キロ5分以下のペースでは沈みすぎに感じる場面がある
  • 踵のホールドがやや弱い(2段ハトメ上穴への変更で改善)

関連記事

メタスピードエッジ東京のほか、私がおすすめするシューズ&ギアについては以下の記事で紹介しています。

📘 ギア選びの次は、走り方を最適化

MSSでマラソンコースの高低差をシミュレーションするイメージ

最高のギアを揃えたら、次はそのポテンシャルを最大限に引き出す番です。AkiRunの無料ツールで、あなたに最適なペースと計画を手に入れましょう。

📘 あなたの「PB更新ロードマップ」

STEP
あなたのVDOT(VO2max)を算出する
STEP
VDOTに応じたトレーニング計画を作る
STEP
出場マラソンの最適ペースを予測する
STEP
記録を最大化するギアを選ぶ
この記事が役立ったらシェア

コメント

コメントする

目次