2026年3月1日、東京マラソン2026を走ってきました。目標はサブ2:48(シーズンベスト更新)。結果は2:53:47。序盤の下り坂で突っ込みすぎた代償が、35km以降にハムストリングスの悲鳴として返ってきました。
この記事では、レース当日の展開をラップデータ付きで振り返りつつ、何が良くて何がダメだったのかを正直に書きます。東京マラソンを走った方・これから走る方の参考になれば幸いです。
東京マラソン2026の結果|一般ランナーの完走タイムと当日コンディション
- 大会:東京マラソン2026(第19回)
- 日程:2026年3月1日(日)
- 天候:晴れ、最低気温7℃ / 最高気温17℃
- スタートブロック:Bブロック
- 目標タイム:2:48:00(3:58/km)
- 結果:グロス 2:53:47 / ネット 2:53:33
東京マラソンは3回以上走っていますが、今回は気温が高めで厳しいコンディションでした。大会公式からも前日に「気温上昇にご注意ください」というアナウンスが出ていたほどです。
東京マラソンEXPO 2026|前日受付・ゼッケン受け取りと会場レポート

受付・ゼッケン受け取り


東京マラソンは前日受付が必須です。会場は東京ビッグサイト。受付場所はEXPO会場と一体になっています。木曜の10時開場前に並んで、入場から受付完了までの所要時間はは約10分ほどでした。
ゼッケン(ナンバーカード)を受け取ると、計測チップ、手荷物預け袋、参加賞Tシャツなどが一式入っています。受付後はそのままEXPO会場に流れる動線になっているので、各ブースをゆっくり回ることができます。
adidas adios pro evo 3 が世界初展示
レース前日のEXPOで一番の目玉は、adidas adios pro evo 3の世界初展示でした。


驚いたのはその重量。前作EVO2からの大幅な軽量化で97.27gという超軽量スペック。スパイクよりも軽いシューズになるようです。私が一番気になるのは、写真で見ても分かるように、これまでのカーボンロッドからカーボンプレートに構造が変更されていたところ。値段がどうなるか(10万くらい?)分かりませんが、チャンスがあればレースで履いてみたいです。
EVO 2とPuma Nitro Elite 4、ナイキペガサス42も試着できました。Nitro Elite 4がフィット感が良く軽く走った感じも良好でした。



もう一つ印象に残ったのが、アシックスブースの混雑ぶり。黒山の人だかりで、海外ランナーからの人気が凄まじいことを実感しました。注目度は国内以上かもしれません。

全ラップデータで振り返る東京マラソン2026のペース配分
スタート前|Bブロック先頭を確保するまで
Bブロックの先頭に並びたかったので、ゲート開門前の7時前には現地に到着して列に並びました。7時に開門、ゲート通過後すぐに荷物を預けて整列。スタートの9時10分まで約2時間、3月の朝の寒さの中で立ちっぱなしでした。おかげでBブロックの先頭を確保でき、スタートのロスタイムは14秒。ネットとグロスの差を最小限に抑えられました。下の写真はサブエガペーサーの川内優輝選手。

ラップデータ
| 区間 | スプリット | ラップ | ペース(/km) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Start | 0:00:14 | — | — | ロスタイム14秒 |
| 0-5km | 0:19:49 | 19:35 | 3:55 | 下り坂で突っ込む |
| 5-10km | 0:39:33 | 19:44 | 3:57 | サブ2:48ペース維持 |
| 10-15km | 0:59:16 | 19:43 | 3:57 | 浅草折り返し、快調 |
| 15-20km | 1:19:15 | 19:59 | 4:00 | やや落ち始める |
| Half | 1:23:36 | — | — | ハーフ通過 |
| 20-25km | 1:39:17 | 20:02 | 4:00 | 踏ん張る |
| 25-30km | 1:59:46 | 20:29 | 4:06 | じわじわ失速 |
| 30-35km | 2:20:55 | 21:09 | 4:14 | ハム違和感 |
| 35-40km | 2:43:52 | 22:57 | 4:35 | 大幅失速 |
| 40-Fin | 2:53:47 | 9:55 | 4:31 | なんとか完走 |
前半ハーフ 1:23:36 → 後半 1:30:11。約6分35秒のポジティブスプリットという結果でした。
0〜5km:下り坂の罠にハマる

都庁前をスタートして靖国通りの下り坂に入ると、体が勝手に前に進みます。4:00/kmで入るつもりが、気づけば3:55/km。「下りだし、これくらいはまぁいいか」と自分に言い聞かせましたが、今振り返るとここで修正しなかったのが全ての始まりでした。
5〜15km:「今日いけるかも」の罠
飯田橋から秋葉原、上野を経て浅草へ。3:57/kmで安定していて、呼吸も楽。「あれ、今日サブ2:48どころか、もっといけるんじゃないか」という感覚すらありました。
あきらこの「楽に感じる」が序盤の下りで脚に蓄積されたダメージを隠していたんですよね。序盤の楽さは信用してはいけないと改めて痛感しました。
日本橋付近では沿道の応援が凄まじく、東京マラソンならではの盛り上がりに何度も走っていても心が熱くなりました。

15〜25km:ペースが守れなくなってくる
15km過ぎから4:00/kmに落ち始めました。暑さもあって給水は確実に取りましたが、この時点では「まだ射程圏内」と考えていました。
当日のスタート時点で気温はすでに10℃を超えており、日差しも強い。3月の東京マラソンとしてはかなり暑いコンディションでした。

25〜30km:忍び寄る脚の異変
25km以降、ペースが4:06/kmまでじわじわ落ちました。この区間で初めて、両脚のハムストリングスに軽い張りを感じ始めました。
サブ2:48は厳しいと悟り、サブ2:50に目標を切り替えました。でも、この判断も結果的には甘かった。
30〜35km:ハムストリングスに警告灯

30kmを過ぎるとハムストリングスの張りが「違和感」から「痛み」に変わっていきました。ストライドが伸ばせなくなり、フォームが小さくなっていくのが自分でもわかりました。
34km手前で肉離れの一歩手前のような鋭い痛みが走り、ここからは「走り切ること」が目標に。4:30/kmを維持するのが精一杯の状態に。
35km〜フィニッシュ:耐えるだけの7km

35-40km区間は22:57(4:35/km)。気持ちとしてはもっと落ちている感覚でしたが、ギリギリ走り続けることはできました。
東京駅前のフィニッシュゲートが見えたときは、正直「やっと終わる」という安堵だけ。2:53:47でフィニッシュ。
敗因分析|東京マラソンのコース序盤で失速した理由
今回の敗因は明確です。
序盤5kmの下り坂で3:55/kmに突っ込み、そのペースを引きずったことがハムストリングスへのダメージ蓄積の根本原因。
気温の影響については、MSSで詳しく検証した以下の記事を公開しています。

東京マラソンのコース攻略法については以下の記事で詳しく解説しています。

メタスピードエッジ トーキョーで走った感想とシューズ選びの評価

今回もアシックス メタスピードエッジ トーキョーを選択しました。今シーズン5フルはすべてこのシューズで走りました。
35km以降の失速局面でもシューズ由来の脚へのダメージが少なく、後半に脚が残りにくいランナーや、安定志向のペース走型ランナーには強くおすすめできるシューズです。
シューズ選びはレース結果を左右する大きな要素です。自分の走り方に合ったシューズの選び方やおすすめモデルは、以下の記事で詳しくまとめています。

まとめ|東京マラソン2026を走って得た教訓
東京マラソン2026は、サブ2:48を狙って2:53:47。目標には届きませんでしたが、「序盤のオーバーペースがどう後半に効いてくるか」を身をもって経験できたレースでした。
東京マラソンは何度走ってもコースの魅力と沿道の応援が素晴らしい大会です。来年は20回記念大会。出走できることを祈りつつ来シーズンに臨みます。
今シーズンはこれで終了。来シーズンの方針は明確です。
月間走行距離を550〜600kmに増やす
今シーズン、距離を増やしたことで走力が上がった実感があります。その方向性をさらに推し進め自己ベストを更新したいと思います。
📘 次のレースで、自己ベストを更新するために

レースの振り返りは、次の結果につながります。AkiRunの無料ツールで、目標タイム達成に向けた準備を始めましょう。
📘 あなたの「PB更新ロードマップ」
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