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あきら
50代サブエガランナー(PB 2:46:27)
2025年に早期退職し、現在はランニング関連の活動をライフワークにしています。

加齢による伸び悩みから「根性論」を脱却。ゼッケン・ウェアの空気抵抗の低減、ドラフティングを活用した走り方、カフェイン戦略など、微細な改善の積み重ね「マージナル・ゲイン」による進化を信条としています。

当ブログでは、エビデンスに基づく最新のランニング科学を、市民ランナーの視点で噛み砕いて発信。「賢く、科学的に速くなりたい」あなたの挑戦を、理論と実践の両面からサポートします。

Insta360 GO Ultraをマラソンで使ってみた|ランナー目線の本音レビュー【東京マラソン2026】

ランナー目線の臨場感を伝えつつ、レビュー記事であることを示す使用画像

東京マラソン2026を走りながら、4Kカメラでハンズフリー動画を撮影しました。使ったのは話題の超小型カメラ「Insta360 GO Ultra」。「走りながら本当に撮れるの?」「映像はブレないの?」

ガチランナーとして気になる疑問に、実走体験をもとに本音でお答えします。

目次

Insta360 GO Ultraのスペックと特徴

Insta360 GO Ultraは、2025年8月21日に発売された超小型・ハンズフリーアクションカメラです。

主なスペック
  • サイズ:カメラ単体 (46×45.7×18.3mm)、アクションポッド (70.4×48.8×33.3mm)
  • 重量:カメラ単体 (約53g)、アクションポッド (約109g)
  • 解像度:4K / 60fps対応
  • 録画時間:カメラ単体 70分 、カメラ単体+アクションポッド 200分
  • 防水:カメラ単体でIPX8防水(最大10m対応)

最大の特徴はカメラ部が取り外せて、「超小型・ハンズフリーで本格4K撮影ができる」という点。

私が購入した理由

私がInsta360 GO Ultraに興味を持ったのは、「ガチレース中に撮影できるカメラが欲しかった」からです。

そこで目をつけたのがGO Ultraです。カメラ部を取り外せば53gという軽さと、別売りのリングリモコンによるハンズフリー操作。

「東京マラソンでランナー目線の映像を撮りたい」と思い購入を決めました。

装着方法|ランニングキャップへの取り付け方

ランナーにとっての最重要ポイントが装着方法です。私が採用したのは、「ランニングキャップを逆向きに被り、キャップの調整ベルトにカメラをセットする」方法です。

最初は付属の磁気ペンダントを使って胸元に取り付けましたが、走行中のブレがひどくてNG。次に専用アクセサリー「簡易クリップヘッドバンド」を購入して頭への取り付けを試しましたが、バンドの締め付けが気になりこの方法にたどり着きました。

STEP
GO Ultraのストラップに結束バンドを取り付ける

Go Ultra紛失防止のダブルセイフティのために結束バンドを使用します

Insta360 Go Ultraのカメラ単体のストラップに結束バンドを取り付けた様子
カメラのストラップに結束バンドを取り付けた様子
STEP
STEP2の結束バンドをキャップの調整ベルトに通しておく

結束バンドをキャップの調整ベルトに通しておくことで、カメラがマグネット式簡易クリップから外れてしまったときの落下防止となります

Insta360 Go Ultraのカメラ単体に取り付けた結束バンドにキャップの調整ベルトを通した様子
カメラに取り付けた結束バンドにキャップの調整ベルトを通す
あきら

キャップ選びが意外と重要でした。調整ベルトが厚すぎてクリップが取り付けにくいものや、取り付け部の剛性が低くて走行中に揺れが気になるものもあり、いくつかテストして最終的に「軽くてカメラをしっかり固定できるキャップ」を選びました。

STEP
キャップの調整ベルトに、付属のマグネット式簡易クリップを取り付ける
キャップの調整ベルトに、付属のマグネット式簡易クリップを取り付けた様子
キャップの調整ベルトに、付属のマグネット式簡易クリップを取り付けた様子
STEP
GO Ultraをマウントにセットしてキャップを被る

GO Ultraとマグネット式簡易クリップは磁力で留まります。レース中に万が一マグネットが外れても、結束バンドのお陰でカメラの紛失は免れることができます。

ランニングキャップの調整ベルトにInsta360 Go Ultraを取り付けた様子
ランニングキャップにInsta360 Go Ultraを取り付けた様子。

この装着方法を選んだ理由は以下の3つです。

キャップ調整ベルトに取り付けるメリット
  • 装備が増えない:撮影しない場合でもランニングキャップはもともと着用するため、カメラのためだけに余計なアイテムを追加する必要がない
  • ブレが出ない:胸元装着と比べ、頭部固定は圧倒的に映像が安定する
  • 視野を妨げない:キャップを逆被りにすることでカメラはおでこの上あたりに位置しますが、視界にカメラはほぼ入らず全く問題ありません
  • ランナー目線の画角が出る:コース前方が自然に映り込む

走りながら操作できる?リングリモコンの使い心地

リングリモコンを人差し指に取り付けた様子
リングリモコンを人差し指に取り付けた様子

「走りながら操作するのは難しいのでは?」

これがランナーが一番気にするポイントだと思います。結論から言うと、別売りのリングリモコンがあれば問題なしでした。

リングリモコンは右手の人差し指にはめました。走りながらでも親指でボタンを押して録画の開始・停止ができます。東京マラソンでは基本5kmごとに要所要所で撮影しました。

手袋を使う場合のTips リングリモコンを人差し指にはめた上から手袋を着けるのがおすすめです。手袋ごとリングリモコンを外してしまうトラブルを防げます。

手ブレ補正と4K画質|実際の映像クオリティ

走行中の映像品質について、正直に言います。驚くほど安定していました。

ランニング中はどうしても上下・左右の揺れが生じますがGO Ultraの映像は、まるで三脚で撮ったかのようなレベルで安定しています。下の写真はスタート時の動画のスクリーンショットですが、ブレがなく紙吹雪がハート型であることまで確認できます。

東京マラソン2026スタート時の様子
動画のスクリーンショット。紙吹雪がハート型なのが確認できるほど鮮明

FlowState手ブレ補正の実力 Insta360 GO UltraはFlowState手ブレ補正と6軸ジャイロスコープを搭載。走行中の上下・左右の揺れを驚くほどなめらかに補正してくれました。

なお撮影設定はAIで調査し、Insta360 GOシリーズのような超小型カメラは熱暴走リスクを避けるために30fpsが現実解であること、またYouTubeへの高画質アップロードには4Kまたは2.7Kが有効であることをふまえ、2.7K/30fpsを選択しました。

ガチレース中の使用感|重さ・固定力・走りへの影響

あきら

42.195kmを走り切っての結論:ランニングキャップへの装着で重心感はほとんどなく、ランニングへの影響は、ほぼゼロでした。

気になる点として事前に心配していたのが風切り音でしたが、オーディオモードを「自動風切り音低減ー弱」に設定したところ、レースペース(キロ4分前後)でも風切り音は全く気になりませんでした。

連続録画時間について カメラ単体の連続録画時間は最大70分(公式値)。フルマラソンを通して録画し続けることはできませんが、リングリモコンで要所だけ撮影する使い方なら十分な容量です。アクションポッドと合わせれば最大200分まで対応できます。

試し撮りでやらかしたのが、カメラを90度回転した状態で取り付けてしまったこと。カメラ部が正方形のため縦横の向きが分かりづらく、縦長(スマホ画面サイズ)の映像になってしまいました。取り付け前に必ず向きを確認してください。

カメラの向きを90度ひねると16:9→9:16の切り替えが可能だが、よく間違える

東京マラソン2026の実走映像|ランナー目線2.7K動画

実際に撮影した東京マラソン2026の映像を公開しています。都庁前スタートから丸の内フィニッシュまで、ランナーが見た景色をお楽しみください。(解像度:2.7K / 30fps / 16:9 / H.265 標準)

Insta360 GO Ultraレビュー総評|こんなランナーにおすすめ

Insta360 GO Ultra
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • レースペースでも映像が驚くほど安定
  • 53gの軽さで、走りへの影響ゼロ
  • 別売りのリングリモコンで走りながら操作が簡単
  • ランニングキャップに取り付けるだけで余計な装備が不要
デメリット
  • カメラ単体の縦横が分かりづらい
  • カメラ単体の連続録画時間は最大70分(フルマラソン全区間の録画は不可)
  • 価格がアクションカメラとしては高め

まとめ

Insta360 GO Ultraは、「ガチランナーが本番レースで使えるカメラ」として十分な実力を持っていました。

東京マラソンという大舞台で、走りを犠牲にせずにランナー目線の2.7K映像を記録できたのは、このカメラならではの体験です。ランニングコンテンツを作りたいすべてのランナーに、自信を持っておすすめできます。

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