忙しい人向けの3行まとめ
・宿泊先は新高岡駅一択。イオンモール/前日受付/スタート会場が近く超便利
・勝負どころは新湊大橋以降。後半の登り基調と強風に備えて30kmまで脚温存がお勧め
・大型荷物は有料の荷物預かりサービスを使えば、フィニッシュ会場から即帰宅可能
エントリーと宿
本命(防府M)へ向けた練習レースとして初参加しました。エントリーは先着順で、4月受付開始→6月に定員到達。私は岡山マラソン落選後の6月でもエントリー出来ました。
スタート(高岡)とゴール(富山)が異なるワンウェイのため、高岡側に前泊すると当日朝が圧倒的に楽です。本大会はエントリーより宿の確保が難しい印象。私は新高岡駅前の東横インを利用。会員は1年前から予約できるので重宝しています。

前日受付(高岡テクノドーム)
新高岡から徒歩移動で所要10分程度。屋内導線で落ち着いて手続きでき、入場からEXPO散策、退場まで25分で完了しました。ランネットの大会レポートでは受付の混雑についてネガな感想もありましたが、1時間程度は当たり前の東京マラソンに比べたら楽ちんで私は全く気になりませんでした。

EXPOでカフェイン(CAF)入りジェル(アミノサウルス1番 白色)を購入し、レースで使用することにしました。

夕食は新高岡から徒歩約5分のイオンモールのフードコートで食事。前日の夕食は炭水化物がたくさん摂れるラーメン+チャーハンが私の定番ですw。ついでにイオンモールで買い出しも済ませした。マラソン特需でも水や捕食が売り切れる心配が無いのは有難い。

ウェア・ゼッケン取り付け方・持ち物チェックリスト
スタート時のウェアとゼッケンです。シューズは前回の新潟シティマラソンと同じく、メタスピード エッジ トーキョーをチョイス。ジェルはアミノショット4本、EXPOで買ったアミノサウルス1本の合計5本携帯しました。

ゼッケンはニトムズ両面テープNo.5000NSで貼り付けています。半透明で緊急連絡先を隠さない/バタつきゼロで空気抵抗低減/雨風でも剥がれないという利点があります。両面テープを用いた完璧なゼッケンの付け方については以下の記事をご覧ください👇

持ち物チェックリスト
持ち物はチェックリストで確認しています。以下よりダウンロードできます。
当日のスタート会場、タイムスケジュール
スタート会場
大会当日朝は会場まで新高岡駅発のシャトルバスを利用。東横インの目の前がバス停なのでチェックアウト後1分で列に並べます。6時40分の時点では行列はなく、7時には会場入り。ホテルから会場まで20分と超楽でした。スタート会場は高岡市役所付近の高校、美術館などを利用して設営しています。

トイレは10箇所312基。分散配置で、探せば空きが見つかる手応えでした。荷物トラックは18台でスムーズ。男子更衣は高岡市美術館の地下駐車場が使えます。

タイムスケジュール
会場入り後はアップ、トイレを済ませたのち、8:00荷物預け→8:20整列→9:00スタートの流れです。
私はマラソンパフォーマンスを上げるために、カフェインを摂取します。今回はレース1時間前と25km地点で摂取しました。マラソンランナーのためのカフェイン戦略については以下の記事をご覧ください👇
| 時刻 | 行動 |
|---|---|
| 4:30 | 起床 |
| 5:20 | ジョグ20分 |
| 5:40 | 朝食(おにぎり1/カステラ2/モルテン半分)トイレ |
| 6:40 | ホテル発(東横イン新高岡駅南) |
| 6:41 | バス停 |
| 6:43 | シャトル乗車 |
| 7:00 | 会場入り、アップ、トイレ |
| 8:00 | カフェイン投入→荷物預け |
| 8:20 | 整列(モルテンドリンク半分) |
| 9:00 | スタート |
有料・大型荷物預かり
スタート会場で知ったのですが、スタート会場(高岡)からフィニッシュ会場(富山)までの大型荷物の有料運送サービス(1000円)があります。(下の写真の奥)手荷物袋に入らないキャリーケースは、泣く泣く新高岡のホテルに預けましたが、このサービスを使えば富山のフィニッシュ会場で大型荷物を受け取ることができるので、富山駅から新幹線に乗車できます。次回参加するときは必ず利用したいと思います。

コースと走り方
前半下り/後半上りのプロファイル。新湊大橋(高低差約50m)と小刻みなアップダウンで獲得標高は約185m(ちなみに東京Mは90m)とタフなコース。20km過ぎの新湊大橋は無理せず、登り基調となる30kmまで足を温存するイメージで走るのがいいと思います。 また、私はレースではドラフティング(スリップストリーム)を意識した位置取りを心がけています。ドラフティングのマラソンタイム削減効果については以下の記事をご覧ください👇
応援については街中は賑やかで走っていてパワーを貰えました。補給は8km/15km/25km(CAF)でジェルを投入。(5本中3本使用)

フィニッシュ後
フィニッシュ会場は富山駅近くの環水公園エリア。荷物受け取りはスムーズでした。
ただ、荷物が屋根のない地面に直置きにされており、男子更衣所の仮設テントに雨による水たまりがあったりと、これらを改善点に挙げる人が多かったです。(ランネット 大会レポート調べ)
フィニッシュ→荷物受け取り→着替え→富山駅まで実測1時間でした。
富山駅からJRで高岡駅に移動。「すし食いねぇ!高岡南店」でランチ。13時30頃でしたが行列ゼロ。美味しい地元のお寿司をいただいた後は、ホテルで荷物を受け取り、新幹線で帰宅しました。


費用の目安
合計:約6万円。
内訳は交通28,000円/宿8,750円/食5,200円/エントリー15,370円/その他3,000円。
遠征として標準レンジです。
私の結果
2:53:59でフィニッシュ。30km=1:58:45で予定通りMペース走。以降はジョグで流しました。(とはいえ残り12kmはきつかったですw)メタスピード エッジ トーキョーはペースが乗る区間で好感触、スローダウン後は足首に負担を少し感じました。

Q&A
Q. エントリーは抽選ですか?
A. 先着方式です。2025年は6月に定員締切となっています。
Q. キャリーケースは預けられますか?
可能です。有料1,000円でスタート預け→自遊館駐車場で受け取り。受付窓口は総合案内所横「有料手荷物受付所」です。
Q. 風は強いですか?
年により差はあるようですが、2025年は風が強かったようです。(ランネット大会レポート調べ)
まとめ
宿泊は高岡一択。大型荷物はホテルよりも有料預かりが楽。PB狙いは風次第と思いますが、勝負どころは新湊大橋以降。後半の登り基調と強風に備えて30kmまで脚温存がお勧めです。
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参考・出典
- RUNNET「富山マラソン2025 大会レポ」
- 公式「マラソン参加のご案内(PDF)」:有料手荷物=総合案内所横で受付/返却は自遊館駐車場/料金1,000円の明記あり。


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